舞洲クリテリウム
毎週のように続く長距離で高強度のレースが体にこたえてるらしく、何日か練習を休んでも1週間疲労が抜けきったような感じがしない。
レース2日前に整体で鍼をしてもらい、少しはマシになったかというところ。
短いレースなのでどうなるのかは分からないけど、ただベストを尽くすだけ。
9月6日 晴れ
6時起床、6時半出発。
高速のパーキングエリアで同乗者を拾い、大阪市内に入るも環状線で何度も道を間違い環状線をグルグル。
結局予定よりも1時間近く遅れた10時半頃に会場到着。
都会の道はややこしい…
レース会場では初導入のカータープや着替え用の折り畳みテントを組み立てたりして意外とリラックスしてた。
キャンプ気分だったね。
ちゃっちゃっと着替えて準備。
試走で軽く走って風向きやコーナーでの感覚を把握してレースに備える。
2回目のE1でのレース。
前回のような悔いの残る走りはしたくない。
E1 29.75km
前回の西日本クラシック同様スタート開始直後からペースが上がる。
単騎組がそうそうに逃げを決めようと考えているのはなんとなく分かる。
チームで動こうとするところも少なくはないはずだからね。
自分は最後尾にへばりつく。
クリテなら序盤は全体の動きが把握できるこの位置がベスト。
何周か走っているとどうやら5人くらいの逃げが決まったらしく、集団のペースが落ち着く。
やっと落ち着いたかぁ…という感じ。
逃げの中に白いジャージが見えたので同じイナーメの中野さんが入っている事を確信。
クリテでかなり実績があるのは知っていたのでさすがだなぁと。
逃げの中にはオールアウトもヴェローチェもイエロージャージもいないのでまぁヤバくなったらみんなで強調して捕まえるだろうし、とりあえず静観しとこうかと。
関西勢は結構練習会なんかもしててその辺うまそうだしね。
それからレースは半分近くを進むも逃げとのタイム差は広がらず縮まらず。
逃げの人数も少なくなり、3人に。
と思いきや逃げ集団が分解して1人先行。
その後放送で1人逃げしてるのはオールアウトの本田さんと判明。
今思えばオールアウトはこの逃げのためにそれまで後続の集団に蓋をしていたんだと思う。
となると自分は完全に乗り遅れてしまった形に…
その後、2人になった第一集団に後続集団から何人かがブリッジに成功。
全員で5、6人くらい?
中には西日本クラシックで3位だったヴェローチェの池川さんもいて、またしても乗り遅れてしまう…
これでチームで動けるところは1人ずつ逃げに送ったことになり、この辺から本気で焦り出す。
そこから最後尾から徐々に前に出て、先頭を引いてペースアップをうながすもどうしてもローテがうまく回らない。
自分のペースが早かったのか逃げを入れたチームが抑えに入っていたのかは分からない。
結局長い間先頭を引くことになるも足の調子も良く、コーナーでも的確な処理が出来たので気持ちが良い走りができた。
するとコーナー出口で後ろと差が開いてしまい、後ろにいてもしょうがないのでもうこのままブリッジするかと思い単独で前を追うことに。
足を使いすぎないよう向い風のホームストレートでは踏み、追い風では少し足を休める。
それを繰り返し、足を温存しながら約5周かけてなんとか逃げ集団に合流。
この時点でレースは1人が先行、第一集団に7人、第二集団にその残りがいるような感じ。
あと残り6、7周というところで後続の第二集団とは10秒以上差が開き、2位と3位争いはこの中で決まるはずと。
自分はブリッジで足を使ったもののまだ多少の余裕はある。
7人の第一集団は長時間の逃げやブリッジでみんなかなり疲弊しているらしく、ローテもうまく回らず崩壊寸前というところ。
その中でもミルキーウェイの小林さんはまだ余裕があるらしく、ガンガン前を引いていた。
その度にみんなヒィヒィ言いながらついていた。
そして最終周へ。
みんなお互い牽制しあいながら走り、最終コーナーを抜けてゴールスプリントに。
調子の良かったミルキーウェイの小林さんの姿が先に見えて2位。
あとは3位争い。
ヴェローチェの池川さんをジワジワと追い抜き、横に並んでいたチームオルカの塩澤さんから少し先行してなんとか3位に!
かなり僅差だったがなんとか競り勝てた!
E1レース2回目にして早くも表彰台へ。
長年憧れだったイナーメのジャージを着てE1の表彰台に上がることができ最高の気分だった。
レース終了直後は自分でもまだ本当の事か分からないくらいで笑
どうやらE1クラスのレースでも短距離のクリテリウムでは多少なりは通用するらしい。
とはいえまだまだレース中での反省点はあるし、表彰台とはいえ3位で満足してはいけない。慢心は成長を妨げる。
次の9月末のJBCF広島の前に2週間後にはりちゅうのレースへ。
得意なコースなのでこのままいい流れに乗れたらと思う。