TOKUの自転車日記ver3

とある自転車乗りのブログです

広島160kmトレーニングロードレース

2週間前の中国ロードの順位は9位。

レポートは書いたけど、個人戦じゃなくて団体戦なのであえて割愛しておく。

10位以内で来年の全日本選手権の出場権は獲得したのでとりあえず一安心。

去年は広島の西日本チャレンジロードで取れてよかったけど、取れなかったら熊本の九州チャレンジロードまで行くところだった…

 

ということで今年1番重要なレースが終わって2週間。

かなり気が緩んでいる状態だけど出来ることをやるだけ。

 

 

11月15日 晴れ

5時起床、5時半出発。

眠気はないけど、朝から体がだるい。

気温は10°以下とそれなりに肌寒い。

長距離のレースなので暑いよりは寒い方がいいので好都合。

 

会場には7時半ごろ到着。

ホームストレートの方に車を駐車して準備。

長距離なので補給食は多めで。

ボトルはパラチノースを入れたスポーツドリンクを4本準備。

朝はしっかり朝食を食べてきたのでこれでハンガーノックになることはないはず。

今年はイマイチな成績が続いてるのでそろそろいい結果が欲しいところ

 

 

 

100マイルロードレース(160km、13周)

去年と違い今年は高校生と混走で70人近い人数(去年は一般が3周してから高校生がコースインしてた)でスタート。

いつもと違い後ろにいるとかなり危ないから極力前に出る。

1周目の段階でかなりの人数が集団から遅れる。前にいてよかった。

 

そこから何度か少人数が抜け出る展開になるけど、決定打にはならずに集団のペースもそこそこ。

このままダラダラいってスプリントかなぁ?とも。

 

4周目で3人抜け出てメンツ的にヤバいなと思い、自分含め4人で追走。

あまり前と差が縮まってる気もせずに気づいたら後ろの大集団に合流。

前にいた3人も結局大集団に合流。

残りの周回数を考えるとまだみんな本気では逃げられないらしい。

f:id:yuuki_1162:20201123223319j:image

5周目で城南の高校生が1人逃げ。

6周目のスプリント賞狙いだと思ったのでとりあえず静観。

 

自分は何も出来ずにゴールする可能性があると思って一応スプリント賞2番手は取っておこうかなと思い、ゴール前ホームストレートでペースを上げる。

もう1人付いてきて2人が大集団から抜け出る。

このまま2人で前に追いつくかということになって、そのまま2人でペースを上げて下り終わりで前の高校生について3人に。

まだ半分くらい距離はあるけど、3人とも足はあるからこのままいけるかな?と。

ただ3人だけだと厳しいなと。

 

3人で1周してたら後続から3人ブリッジして6人に。これで安心できる人数になった。

後ろの集団とは1分以上差が開いてるのでこの6人でゴールまで行くのはほぼ確定。

 

そこからは特に展開もなく、6人で淡々と走る。

残り3周くらいから上りでペースが上がり、重量級の自分にはかなりこたえた…

途中で1人脱落して5人に。

 

残り1周の上りでの強烈なペースアップにもなんとか耐えてゴール前ホームストレートへ。

前のレースでは早がけしてスプリントで負けてるので今回は他の人の動きに反応して動くことに。

いざ反応してスプリントに入ると左足がつりそうになり、少し遅れてしまう。

160km走った割には意外とかかったスプリントだったけど、ギリギリ競り負け3位。

惜しい……

 

 

久しぶりの長距離レースにしてはそこそこ走れたかなとは思ったけど、ここまできたなら勝ちたかった…

逃げへの反応やブリッジのタイミングはよかったから問題はレース終盤まで体力が保つかどうかだと思う。

そこは冬の間に改善していきたい。

とはいえ単純に長距離レースは楽しかった。

レースはまた来年までお預け。

 

次は11月末の堺浜クリテへ。

今年最後のレース、しかも得意なクリテなので次は最高の結果で終わりたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国サイクルグランプリ

前回のレースからの3週間の間はそれなりには練習ができた。

しかしレースの3日前に風邪をひいてしまい、若干具合の悪さを引きずったまま当日に。

風邪をひいてからは安静にしていてほとんど自転車に乗れてなかったので調子が全く分からないのであまり結果は期待しないことに。

 

10月25日 晴れ

5時起床、5時半出発。

同乗者を拾って、朝早くに出発。

前日から急に気温が下がり、車の温度計は7度をさしていた。

かなり寒い…

会場には早めの7時半には着いたけど、すでにかなりの人がいたのでホームストレートの駐車場は取れなかった。

気温が低いのでいつもよりも入念にローラーでアップして、アップオイルを足にまんべんなく塗り込む。

出場者は大物ばかり、なんとか上位入賞して来週の中国ロードへいい流れを作りたい。

 

 

エリート 86.1km

f:id:yuuki_1162:20201105004807j:image

レースは定刻通り開始。

1番前に並んでいたのでフライング気味に飛び出る。

下りで少し先行するも下り終わりで集団に合流。

 

1周目はペースが大きく上がることもなくボチボチ。

2周目からは若干のペースアップや何人か飛び出る事はあったけど、決まりそうになかったので静観。

そして案の定吸収。

 

ペースアップの時は大体優勝候補の大町君が動いていた印象。

1人でも逃げ切れる足はあると思うので常に近くで動きを注視していた。

 

そして3周目の三段坂の終わりでまたしても大町君のペースアップ。

10人くらいがついていけたように見えたが自分はそこで5秒ほど遅れる。

 

ここで遅れたままだとそのままレースが終わってしまうので近くにいた人に声をかけて3人でパックを組み追走する事に。

一緒に走った2人はたしか高校生だったと思う。

2人はかなり疲弊しているようなので自分が長めに前を引き、積極的に声をかけて少しずつ前との距離を詰めていく。

本当にあと少しなんだけど中々距離が縮まらない。

踏まなくてもいい下りで更に距離を詰めていき、なんとか4周目のホームストレートからの下り終わりで集団に合流。

一緒に追走した子に「ありがとうございます」と言われ気持ちが和む。

 

合流して先頭集団の人数は10人に。

有力な選手がかなり入ってるのでここに残りさえすれば表彰台に上がるのは間違いないと確信。

 

少し走っていると一緒に追走した子2人が集団から遅れる。

せっかく追いつけたのにもったいないと思ったけど、まだまだ若いので落ち込まずにこの経験を糧に成長してもらいたいところ(レース後に声をかけようと思ったけど、結局見つからなかった)。

 

合流後は落ち着いたペースで5周目に突入。

なんてことのない緩斜面で2人が遅れる。

かなりみんな疲れが溜まってきてる様子。

f:id:yuuki_1162:20201105004914j:image

上りではペースがそこまで上がることはなく、6周目へ。

この時点で先頭集団は6人。

後続の大集団とは1分以上の差が開いてるので残り1周であれば追いつかれることは無いはず。

 

途中で更に1人が集団から遅れる。

サバイバル感がすごい。

 

残り1周半あたりから大町君が膝を痛みを訴えてローテを飛ばす。

キツそうにしているので無理をさせない方がいいかと思い容認。

 

ペースは落ち着いたまま最終周の7周目へ。

もし誰かが飛び出るとしたら三段坂だろうと予想し、その時を待つ。

三段坂に入るとそれまで大人しくしていた大町君がアタック。

これにはたまらず遅れてしまう。

 

前には2人でその後ろに自分含め2人という状況に。

この状況は自分にとっては3位争いという事に。

 

お互い顔色を伺いながらゴールスプリントに備える。

なんともロードレースらしくなってきた。

この時の感情は単純に楽しいというものだった。

 

どちらかが逃げようとする動きもなく、ゴール前のホームストレートへ。

自分が前でもう1人が後ろ。

まるでトラック競技のスプリントのように後ろに目線を送りつつ、飛び出すタイミングを見計らう。

妙な緊張感。

 

ゴールがかなり近くなり、痺れを切らした自分が先にかける。

そしてピタリと後ろに張り付いていたもう1人が抜き去り、先着。

結局順位は4位。

 

僅差で負けて表彰台は逃したものの何故か清々しい気分だった。

正々堂々とした力勝負だったからだろうか。

 

 

順位は別として調子良く走れたので好印象だった。

いい感触は掴めたので中国ロードまで1週間前なので気を緩めずにいこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島森林公園ロードレース DAY1&2

1週間前のはりちゅうでのロードレースは9周の部優勝、2時間エンデューロ12位とまずまずの成績。

とはいえ走りの中でいくつか反省点はあったので1週間かけて反省しつつ広島の2dayレースに備える。

連休中に練習会やロングライドに行ったのもあって疲労が抜けきらないので鍼治療と交代浴で多少なりは回復させておく。

 

DAY1 9月26日 晴れ

6時半起床、7時出発。

レースは昼過ぎだけどチームのテント設営等の手伝いがあるので早めに会場へ。

会場は前回の西日本クラシックの時とは違い、20°前半と肌寒いくらいの気温。

自分は暑さに弱いから気温が低いに越した事はない。

長距離のレースなので補給等のタイミングには要注意。

 

 

E1 123km

西日本クラシックと同じで最初の下り終わりまでは車の誘導。

前回誘導が離れた途端にかなりペースアップしたので遅れないように先頭にいる人をしっかりとマーク。

誘導が離れてペースアップするも前回に比べたらそこまで強度は高くなく、時間も短い。

まだまだ先は長い。

 

ペースアップで何人か抜け出したらしく、三段坂でもペースが上がる。

とはいえまだまだ耐えられる強度。

2周目までは上りでの強度が高かったけど、3周目からは大分落ち着く(逃げを吸収したの?)。

 

その後も散発的にアタックが続き4周目くらいで7、8人くらいの逃げが決まり、40秒ほど差がつく。

そして後ろのメイン集団のペースも上がり、結局吸収される。

 

自分は逃げには乗らなかったのでそこまで体力は使ってないからまだ多少は余裕がある。

6周目辺りでまた数名の逃げが決まるもまた吸収。

 

逃げては捕まえての繰り返しでペースアップが激しくメイン集団の人数も少しずつ減っていく。

f:id:yuuki_1162:20201002202939j:image

7周目辺りでまた逃げが決まり、三段坂で自分含む5人が集団から飛び出して追走。

5人の内の2人がチームユーラシアの選手でかなり速いペースで回り、逃げに追いつくかと思ったけど、結局1周走って後ろのメイン集団に吸収。

そんなこんなで足を使いすぎて残り2周で足につりの兆候が…

しっかり補給食も食べて、飲み物も飲んだんだけどなぁ…

 

その後も何人かが逃げたらしいけど、完全に無視。

表彰台は無理でも大集団でのスプリントに持ち込めばせめてシングルリザルトくらいは残せるはず。

 

9周目の三段坂の終わりで集団から遅れるも全力で踏み直してなんとか合流。

正直ここがこのレースで1番キツかったところ。

 

残り1周は上りでもみんな話しながら走るくらいだからあまり強度は高くなかった。

そのまま大集団でのゴールスプリントになるかと思ったけど、ゴール前のS字のコーナーの立ち上がりで焦りからペダルヒットしてしまい、転げはしないものの完全に出遅れしまう。

結局無駄足を使い、スプリントはさほどかからずに結果12位…

 

123km走って最後の最後にヘマをしてしまった…

とはいえまだ次の日もレースはあるので気持ちを切り替えていく。

 

 

DAY2 9月27日 晴れ

8時起床、10時出発。

チームの人と乗り合わせていくので会場に着いたのは遅めのレース開始の2時間前

気温は前日と同じで低め。

前日に交代浴をして軽く足をマッサージしておいたので疲労感は少しはマシになってる。

 

E1 61.5km

前日同様ローリングスタート

誘導が離れてペースアップするも前日同様あまり長続きはしない。

1周目はそこまでスピードは速くなくボチボチで。

 

2周目からはペースが上がり、下りもかなり速く散発的にアタックがかかり、ついていくだけでも精一杯…

キツイ…

途中ゴール前の上りで落車が起きてそのタイミングでペースが上がったりで要所要所で高い負荷がかかる。

 

もはやキツすぎて記憶が無いのでほとんど展開を覚えていない…

 

4周目までにも何度もアタックがかかって、その度に人数は減り最終的に残り1周で逃げも無く、メイン集団は10人前後に。

f:id:yuuki_1162:20201002202916j:image

5周目の三段坂までは集団はまとまるもそこでアタックがかかり、一気にペースが上がり遅れる。

6人が先行したのを確認。

先行した人達はまぁ納得という顔ぶれだったのでここは素直に諦めて7位集団でゴールスプリントへ。

人数は5、6人というところ

 

前日にペダルヒットしたコーナーには細心の注意を払いゴール前ストレートに入るも焦りからか早駆けしてしまい2人に抜かされて9位。

もう少し慎重にいけば良かったと後悔…

 

とはいえ前日の疲れもある中でのシングルリザルトは上出来。

反省点があるという事は伸び代があるということなので前向きにいこう。

 

 

2日間のレースで足りないと思う部分も多々あったけど、E1という舞台でここまで走れるようになったのはすごく成長を感じる。

今年はもうJBCFのレースは無いから来年以降は今よりも成長した状態で走れるようになりたい!

来年に期待!

 

 

次のレースは10月末の中国サイクルグランプリ。

次こそは表彰台の真ん中へ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞洲クリテリウム 

毎週のように続く長距離で高強度のレースが体にこたえてるらしく、何日か練習を休んでも1週間疲労が抜けきったような感じがしない。

レース2日前に整体で鍼をしてもらい、少しはマシになったかというところ。

短いレースなのでどうなるのかは分からないけど、ただベストを尽くすだけ。

 

9月6日 晴れ

6時起床、6時半出発。

高速のパーキングエリアで同乗者を拾い、大阪市内に入るも環状線で何度も道を間違い環状線をグルグル。

結局予定よりも1時間近く遅れた10時半頃に会場到着。

都会の道はややこしい…

 

レース会場では初導入のカータープや着替え用の折り畳みテントを組み立てたりして意外とリラックスしてた。

キャンプ気分だったね。

 

ちゃっちゃっと着替えて準備。

試走で軽く走って風向きやコーナーでの感覚を把握してレースに備える。

 

2回目のE1でのレース。

前回のような悔いの残る走りはしたくない。

f:id:yuuki_1162:20200911002735j:image

 

E1 29.75km

f:id:yuuki_1162:20200911003054j:image

前回の西日本クラシック同様スタート開始直後からペースが上がる。

単騎組がそうそうに逃げを決めようと考えているのはなんとなく分かる。

チームで動こうとするところも少なくはないはずだからね。

 

自分は最後尾にへばりつく。

クリテなら序盤は全体の動きが把握できるこの位置がベスト。

f:id:yuuki_1162:20200911002855j:image

何周か走っているとどうやら5人くらいの逃げが決まったらしく、集団のペースが落ち着く。

やっと落ち着いたかぁ…という感じ。

逃げの中に白いジャージが見えたので同じイナーメの中野さんが入っている事を確信。

クリテでかなり実績があるのは知っていたのでさすがだなぁと。

 

逃げの中にはオールアウトもヴェローチェもイエロージャージもいないのでまぁヤバくなったらみんなで強調して捕まえるだろうし、とりあえず静観しとこうかと。

関西勢は結構練習会なんかもしててその辺うまそうだしね。

 

それからレースは半分近くを進むも逃げとのタイム差は広がらず縮まらず。

逃げの人数も少なくなり、3人に。

と思いきや逃げ集団が分解して1人先行。

その後放送で1人逃げしてるのはオールアウトの本田さんと判明。

今思えばオールアウトはこの逃げのためにそれまで後続の集団に蓋をしていたんだと思う。

となると自分は完全に乗り遅れてしまった形に…

 

その後、2人になった第一集団に後続集団から何人かがブリッジに成功。

全員で5、6人くらい?

中には西日本クラシックで3位だったヴェローチェの池川さんもいて、またしても乗り遅れてしまう…

これでチームで動けるところは1人ずつ逃げに送ったことになり、この辺から本気で焦り出す。

 

そこから最後尾から徐々に前に出て、先頭を引いてペースアップをうながすもどうしてもローテがうまく回らない。

自分のペースが早かったのか逃げを入れたチームが抑えに入っていたのかは分からない。

結局長い間先頭を引くことになるも足の調子も良く、コーナーでも的確な処理が出来たので気持ちが良い走りができた。

 

するとコーナー出口で後ろと差が開いてしまい、後ろにいてもしょうがないのでもうこのままブリッジするかと思い単独で前を追うことに。

f:id:yuuki_1162:20200911003206j:image

足を使いすぎないよう向い風のホームストレートでは踏み、追い風では少し足を休める。

それを繰り返し、足を温存しながら約5周かけてなんとか逃げ集団に合流。

この時点でレースは1人が先行、第一集団に7人、第二集団にその残りがいるような感じ。

 

あと残り6、7周というところで後続の第二集団とは10秒以上差が開き、2位と3位争いはこの中で決まるはずと。

自分はブリッジで足を使ったもののまだ多少の余裕はある。

 

7人の第一集団は長時間の逃げやブリッジでみんなかなり疲弊しているらしく、ローテもうまく回らず崩壊寸前というところ。

その中でもミルキーウェイの小林さんはまだ余裕があるらしく、ガンガン前を引いていた。

その度にみんなヒィヒィ言いながらついていた。

 

そして最終周へ。

みんなお互い牽制しあいながら走り、最終コーナーを抜けてゴールスプリントに。

f:id:yuuki_1162:20200911003241j:image

調子の良かったミルキーウェイの小林さんの姿が先に見えて2位。

あとは3位争い。

ヴェローチェの池川さんをジワジワと追い抜き、横に並んでいたチームオルカの塩澤さんから少し先行してなんとか3位に!

f:id:yuuki_1162:20200911003334j:image

かなり僅差だったがなんとか競り勝てた!

 

E1レース2回目にして早くも表彰台へ。

f:id:yuuki_1162:20200911003405j:image

長年憧れだったイナーメのジャージを着てE1の表彰台に上がることができ最高の気分だった。

レース終了直後は自分でもまだ本当の事か分からないくらいで笑

 

どうやらE1クラスのレースでも短距離のクリテリウムでは多少なりは通用するらしい。

とはいえまだまだレース中での反省点はあるし、表彰台とはいえ3位で満足してはいけない。慢心は成長を妨げる。

 

 

次の9月末のJBCF広島の前に2週間後にはりちゅうのレースへ。

得意なコースなのでこのままいい流れに乗れたらと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西日本ロードクラシック

前回の広島県ロードから1週間。

ほとんど同じ周回数を走ったので対策も立てやすく、コースも熟知してるので他の人よりは有利に立てるのではと。

とはいえこれだけレベルの高いレースには今まで出たことがないので不安な気持ちも大きい。

気温も高く、補給のタイミングも重要になりそう。

 

8月29日 晴れ

5時半起床、6時半出発。

ジリジリと高くなる気温に怯えながら会場へ。

7時40分頃到着。

12時の開始時刻よりもかなり早く着いて監督のテント設営の準備の手伝いを。

準備が終わって待機しているとますます気温が高くなっていく…

日陰にいても汗をかく…

 

前回のレース終盤に足がつりかけた反省を生かしてメイタンのツーランを4日前から1日1袋、レース前に2袋、レース中に2袋とつり対策は完璧。

それに今回初使用のモルテンもドリンクに混ぜる。

効果の程は?

 

f:id:yuuki_1162:20200902222623j:image

準備をしてスタート地点へ。

待っているだけで汗が噴き出る。

そして暑く長く辛いレースが始まる…

f:id:yuuki_1162:20200902232940j:image

 

E1 110.7km

レースはローリングスタートなので下り終わりまで車が誘導。

安全マージンをとって集団中頃へ。

思いの外誘導が長くいつまで続くの?という感じ。

ようやく車が離れてリアルスタートと思ったら先頭の数名が強烈なペースアップ。

かなり速いペース…

上りでもない平地なのに7〜10倍の数字がチラホラと。

なんとか数分間気合で耐えて少しペースが落ち着く。

この時点で既に千切れた人もいるらしく、これが E1の洗礼なのか…と

 

曇りだった先週と違い、かなりの炎天下で下りでは熱風、平地では直射日光とすぐに汗が出る。

 

1周目は何度もアタックがかかるも決め切らない。

自分は後ろの方だったので誰か出たの?ぐらいの感じ。

 

2周目も安定のアタック合戦。

誰が逃げてるのかも分からないし、どうなってるのかもよく分からない。

自分はただ集団内にいるだけ。

チームで来てるところは色々声をかけてあって動いてるけど、自分には関係無し。

孤独だねぇ…

 

周回のタイムはそこまで早くはないけど、暑さのせいか普段以上に疲労感を感じる。

 

3周目に入る時点で早くも補給でボトルを受けとる。

三段坂でモトから「逃げと40秒差」と声がかかる。

逃げの人数は分からなかったけど、まだ半分も走ってないのに逃げるには早すぎちゃう?と。

 

自分はローテには入らず集団後方へ。

ペースはあまり上がらないものの少しずつ集団の人数が減っていく。

レースの強度的なキツさというよりも暑さに参ってというのが大きな理由だと思う。

 

逃げとは更に時間差が開き、最大で1分40秒以上開いていた。

あの暑さの中で2人で逃げてたらしい、よくやるな…

 

5周目を走っていると右足に嫌な違和感が…

先の県ロードでつりかけたところがビクビクと痛む。

それに汗がレース序盤に比べてあまり出てないことに気づき、色々と不安に…

 

痛みで右足をかばうと今度は左足太もも内側が痛み出す。

補給で受け取った水を足にかけようとすると不自然な動きをしたせいか盛大につりそうになり、1人悶絶…

もはや自分との闘い…

 

上りでもそこまでペースは上がらずに逃げとのタイム差も徐々に縮んでいるのでなんとか耐える。

 

7周目の三段坂の最後の上りで左足にビキッと鈍い痛みが走り、ここで集団から離れる。

まだ足がつりきった訳ではないので我慢して走れば完走は出来ると思い、痛みに耐えながら走る。

まだ走る足も気力もあるはずなのになんとも歯がゆい気分。

 

途中で千切れた人を2人抜いて、1人で2周走り切りようやく完走だー!と思ったらゴール前には次のレースのJPTの選手が既に整列していて、スタート5分前らしかった…

列の右端に卒業式よろしく花道を作ってもらいなんとかゴール。

順位は19位。

 

なんとも情けないゴールだけど最低目標の完走はできたので良しとしよう。

 

 

初めてのE1レースはなんとか完走。

とはいえ今の現状では自分は完走するのが精一杯というのも現実。

去年のツールドおきなわもだけど炎天下でのレースが苦手なのでまた次に繋がるように改善していきたい。

レースとの相性も関係あるように思うので次週の舞洲クリテではきちんと走れるように合わせていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

広島県サイクルロードレース

3月末の灘崎クリテリウムから約5ヶ月。

かなり間が空いた後のレースに。

時間が経ったせいでレース勘が失われたような気がするけど、そこは1週間かけた脳内シミュレーションで補填しておく。

 

8月23日 晴れ

4時半起床、5時出発。

道中はあまり緊張せずに気持ちは落ち着いていた。

6時半頃に会場到着。

開門から30分後に着いたのに会場の駐車場は既に車が多い。

サポートに来たサイファのメンバーもかなり朝早くから来ていたらしく気合い十分。

こうしてサポートしてくれるのはありがたい限り。

本当に良いチームだ。

 

バタバタと準備を済ませスタート地点へ。

目標は完走、熱中症に落車などには細心の注意を払う。

 

 

 

エリート 98.4km

自分は並ぶのに遅れてしまい、最後尾に並ぶ。

とはいえ最初は集団後方からレースを静観するつもりなので特には問題無し。

レース開始直後に福留さんが強烈な飛び出しを決める。

エントリーリストに名前が載ってる時点で何かするような気はしてたから予想の範囲内。

1周目は落ち着いたペースで展開。

みんなまだ様子見な感じ。

 

2周目もそこまでペースは上がらずに1周目と同じような展開。

道に亀が歩いていて、かなり驚いたのを覚えている。

途中でモトの人がどけてくれたのか次の周からはいなくなっていた。

 

3周目の三段坂で自分の目の前の人が段差にこけて落車。

去年の高梁ヒルクライムで見たことがある人だったので大丈夫かなと思ったけど、上りで低速だったのでほぼ無傷だったらしい。

目の前で起きたのでよける余裕もなく、慌ててペダルを外して足をつくとその瞬間まさかの集団ペースアップ…

慌てて自転車に乗り直した。

ペダルキャッチは1発で成功、まさに不幸中の幸い。

そして全力で追走。

サイコンに10倍以上の表示が出てるけど、見て見ぬ振り。

その後なんとか集団に追いつくもののかなり疲労困憊で息も絶え絶えといった感じ。

レース終盤まで持つのか?と。

f:id:yuuki_1162:20200828002218j:image

 

4周目、5周目も強者たちによる散発的なペースアップが繰り返されてジワジワと足を削られていく…

それは周りの人も同じらしく、ジワジワと人数が減っていく。

上りでは8〜10倍を見ることも珍しくはなかった。

自分は少しずつではあるけど、上りでの高強度にも慣れてきて楽にはなってきた。

 

5周目終了時点で先頭集団は10人。

かなりスリムになった。

f:id:yuuki_1162:20200828002133j:image

 

6周目の三段坂で機材トラブルで1人脱落。

9000クランクの左側がパキッという乾いた音とともに縦側に割れていた。

こんなことあるんだなぁと思った。

 

これで先頭集団は9人。

もうここまでくれば脱落する人はいないだろうからゴールまで耐えきりスプリントに持ち込むのみ。

 

7周目も何度もペースアップが起きるも気合で耐えきる。

ツキイチ、ローテ飛ばし上等でとにかく足を使わないように省エネ走法で。

 

8周目は三段坂でアタックが起こると思ったけど、思いの他ペースは上がらずまだ耐えきれるペース。

と思いきや三段坂終わり手前で足がつりそうになり、足がピタッと止まる。

諦めかけたものの下りでなんとか集団に追いつき、合流。

VENGEの恩恵だ。

 

そして平坦区間を足がつらないよう筋肉の使う部位を変え、位置取りを考えながら集団内を走る。

スプリントに備えシューズのダイヤルを強く締め、ジャージのジッパーを上まで上げる。

ゴール前の若干上りのS字のコーナーに突入。

ここも耐え、スプリントの態勢に。

ここでコーナーの終わりに目の前の選手が斜行して、その後ろの選手が突っ込み落車発生。

自分はそこでフルブレーキをかけてかなりの減速。

そこから踏み直すものの力が入らずにシッティングのままズブズブスプリント。

着順は6位。

 

 

完走という目標から考えれば十分すぎる結果だけど落車が無かったらと思うともったいないことをしたという気持ちもある。

自分の位置取りが悪いのも原因なのでこれは次に生かそうと思う。

 

次回のレースはJBCF西日本クラシックE1。

今回よりも厳しいレースが予想されるのできちんと準備をして挑もうと思う。

 

 

 

 

 

 

またブログ初めました

どうも岡山県を中心に自転車競技をしているTOKUです。

今年でブログは3年目ですが飽き性なので少し間をあけて新しく作ってを繰り返し、これで3回目になります笑

ここでは自転車ロードレースのレースレポートや思ったことなんかを気軽にあげていこうと思っています。

特に文章が得意な訳でもないので見苦しい部分が多々あると思いますが適当に付き合ってもらったらと…