TOKUの自転車日記ver3

とある自転車乗りのブログです

西日本ロードクラシック

前回の広島県ロードから1週間。

ほとんど同じ周回数を走ったので対策も立てやすく、コースも熟知してるので他の人よりは有利に立てるのではと。

とはいえこれだけレベルの高いレースには今まで出たことがないので不安な気持ちも大きい。

気温も高く、補給のタイミングも重要になりそう。

 

8月29日 晴れ

5時半起床、6時半出発。

ジリジリと高くなる気温に怯えながら会場へ。

7時40分頃到着。

12時の開始時刻よりもかなり早く着いて監督のテント設営の準備の手伝いを。

準備が終わって待機しているとますます気温が高くなっていく…

日陰にいても汗をかく…

 

前回のレース終盤に足がつりかけた反省を生かしてメイタンのツーランを4日前から1日1袋、レース前に2袋、レース中に2袋とつり対策は完璧。

それに今回初使用のモルテンもドリンクに混ぜる。

効果の程は?

 

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準備をしてスタート地点へ。

待っているだけで汗が噴き出る。

そして暑く長く辛いレースが始まる…

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E1 110.7km

レースはローリングスタートなので下り終わりまで車が誘導。

安全マージンをとって集団中頃へ。

思いの外誘導が長くいつまで続くの?という感じ。

ようやく車が離れてリアルスタートと思ったら先頭の数名が強烈なペースアップ。

かなり速いペース…

上りでもない平地なのに7〜10倍の数字がチラホラと。

なんとか数分間気合で耐えて少しペースが落ち着く。

この時点で既に千切れた人もいるらしく、これが E1の洗礼なのか…と

 

曇りだった先週と違い、かなりの炎天下で下りでは熱風、平地では直射日光とすぐに汗が出る。

 

1周目は何度もアタックがかかるも決め切らない。

自分は後ろの方だったので誰か出たの?ぐらいの感じ。

 

2周目も安定のアタック合戦。

誰が逃げてるのかも分からないし、どうなってるのかもよく分からない。

自分はただ集団内にいるだけ。

チームで来てるところは色々声をかけてあって動いてるけど、自分には関係無し。

孤独だねぇ…

 

周回のタイムはそこまで早くはないけど、暑さのせいか普段以上に疲労感を感じる。

 

3周目に入る時点で早くも補給でボトルを受けとる。

三段坂でモトから「逃げと40秒差」と声がかかる。

逃げの人数は分からなかったけど、まだ半分も走ってないのに逃げるには早すぎちゃう?と。

 

自分はローテには入らず集団後方へ。

ペースはあまり上がらないものの少しずつ集団の人数が減っていく。

レースの強度的なキツさというよりも暑さに参ってというのが大きな理由だと思う。

 

逃げとは更に時間差が開き、最大で1分40秒以上開いていた。

あの暑さの中で2人で逃げてたらしい、よくやるな…

 

5周目を走っていると右足に嫌な違和感が…

先の県ロードでつりかけたところがビクビクと痛む。

それに汗がレース序盤に比べてあまり出てないことに気づき、色々と不安に…

 

痛みで右足をかばうと今度は左足太もも内側が痛み出す。

補給で受け取った水を足にかけようとすると不自然な動きをしたせいか盛大につりそうになり、1人悶絶…

もはや自分との闘い…

 

上りでもそこまでペースは上がらずに逃げとのタイム差も徐々に縮んでいるのでなんとか耐える。

 

7周目の三段坂の最後の上りで左足にビキッと鈍い痛みが走り、ここで集団から離れる。

まだ足がつりきった訳ではないので我慢して走れば完走は出来ると思い、痛みに耐えながら走る。

まだ走る足も気力もあるはずなのになんとも歯がゆい気分。

 

途中で千切れた人を2人抜いて、1人で2周走り切りようやく完走だー!と思ったらゴール前には次のレースのJPTの選手が既に整列していて、スタート5分前らしかった…

列の右端に卒業式よろしく花道を作ってもらいなんとかゴール。

順位は19位。

 

なんとも情けないゴールだけど最低目標の完走はできたので良しとしよう。

 

 

初めてのE1レースはなんとか完走。

とはいえ今の現状では自分は完走するのが精一杯というのも現実。

去年のツールドおきなわもだけど炎天下でのレースが苦手なのでまた次に繋がるように改善していきたい。

レースとの相性も関係あるように思うので次週の舞洲クリテではきちんと走れるように合わせていきたい。